タコパ🌮ランチ
恒例のランチ会です。
今回のテーマはタコスパーティー🎉でした。
メンバーでそれぞれ、具や生地を持ち寄って、開催。
何を組み合わせても美味しくなり、わいわいと楽しい時間を過ごしました。
『いつもと違うこと』をすると『良いアイディア✨』が浮かぶので、ときどき開催しています!
3Dアニメ サンプル映像「宇宙から見た さそり座」
3DCG・映像制作を得意とするスタッフが入ったので、制作物の幅が広がった事をアピールするサンプル映像を作成しました。
3D映像の特徴が活きる見せ方を色々考えるうち、
「1つのものを複数の角度から見せられる」という強みを活かして「星座を横から見る」という案が挙がりました。
大まかなメイキングをご紹介!
1.ラフ案(手書き):
最初は仮に「北斗七星」をモチーフにしていました。
2.詳細コンテ:
その後具体的に色んな資料を調べて、さそり座が見せやすそうだという事に。
3D素材試作と詳細コンテ調整を行きつ戻りつ、細かい見せ方を詰めていきます。
3.映像制作:
ビジュアル素材や音声素材を揃え、映像を作成、社内確認でブラッシュアップして完成!
制作スタッフ達自身、この解説動画内容の詳細はこの企画のために調べて初めて知ったので
「こんなに奥行きがあるんだ~」と面白かったです。
完成したサンプル映像「宇宙から見た さそり座」はこちらのリストから視聴できます!
このような解説アニメ動画の作成など、お気軽にご相談ください。
新メンバー✨
2023年から、ジャイロに新しいメンバーが加わりました。
写真は、恒例となった前回新人のホワイトボードのウェルカムボード。
今までにはなかった飾りつき。うさちゃんのゆるいさがよい💕
今年の新人さんは、なんとCGとVFXに長けているので、表現の幅が広がること間違いなし!
どうぞよろしくお願いいたします〜♪
謹賀新年🎍
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
創立30周年にて新年を迎えることができました。
新たな気持ちで、UI・UXデザインに尽力していきたい所存です!
毎年恒例!メンバーそろって、氷川神社に初詣してきました。
みんなのおみくじは、大吉多め!良い一年になる予感✨
今年は卯年、破魔矢のうさぎ可愛らしい!💕
ジャイロ30周年!
おかげさまで弊社は本日12月10日に創立30周年を迎えました。
これまでのご愛顧に深く感謝申し上げます。
これからも皆様に喜んでいただけるよう、社員一同努力してまいります。
今後とも末長くよろしくお願いいたします。
「コーダ あいのうた」アカデミー賞3部門受賞!
「コーダ あいのうた」がアカデミー賞作品賞、脚色賞、助演男優賞を受賞しました。おめでとうございます!!!
ジャイロでは、現在、聴覚障害に関するデジタル教材を制作しています。(発表前なので詳しいことは書けないのですが)
制作を担当するライターさんの紹介で、「コーダ あいのうた」の試写会を鑑賞する機会があり、社内メンバーみんなで感動体験をしていたので、アカデミー賞をとれたらいいな、と応援していました。3部門での受賞を知り、とても嬉しい限りです。
障害をテーマにした映画やドラマというと、ドキュメンタリータッチのものや、重苦しい印象を受けるものも多いのですが、この映画は全く違います。描き方が非常に多面的で深みがありながら、理屈っぽさや押し付けがましいところは一切ありません。そして随所にユーモアが散りばめられています。
「聴覚障害を持つ家族」は映画の重要な要素であり、その要素があってこそ成り立つ映画なのですが、映画の中で描かれている、家族の中で起こる問題や、子供の成長と親との関係などは、どこの家庭にも置き換えることができます。それが多くの人の共感を得る部分なのだと思います。
主人公は、家庭の中では一人だけ健聴者であるマイノリティの立場。でも大きな夢を持ち、巣立つ時が来ています。我が子の夢を理解しようと努める親の気持ちは、障害とは別の次元で普遍的なものとして描かれています。
ジャイロでは、聴覚障害に関する教材を制作する際、手話通訳をしていただきながら、何度も打ち合わせを行いました。手話通訳を通じた会話は同時通訳付きの国際会議のようでした。打ち合わせを通じて認識したことは、「コミュニケーションの取り方以外は、聴覚障害者も健聴者も、何も変わらない」ということでした。この映画を観て、その認識がさらに深まりました。(コーダの両親も、聴覚障害ではなく別の問題が多々あるはじけた両親です。。)
教材制作も終盤に入っています。引き続き制作を進めていきます。
新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
今年、ジャイロは30周年を迎えます。
30年前のデザイン業界では、どんな話題が飛び交っていたのでしょうか。
にっけいでざいん1992年1月号の特集は「ニッポン・デザイン紀行」。各地の伝統工芸と新しいデザインの融合の取り組み事例の紹介、というテーマそのものは、今でもあまり変わらないように思います。しかし、「デジタル」の捉え方、言葉の使われ方は今と大きく異なります。
CG(この表現も今はデザイン業務では使わなくなった)で表現を行う人が「コンピューターを繰るデザイナー」と呼ばれる記事があったり、「国内に浸透するDTP、その予想外のスピードと波紋」という記事があったり。
この30年の間にデジタル化がデザイン業界にも大きな変革をもたらしたことは間違いありません。1992年には、まだUI/UXデザインという言葉も存在しませんでした。
ジャイロは、世の中のデジタル化とともに時代を駆け抜け、進化を続けてきました。
30年目の今年も、トレンドを敏感に感じ取り、最新技術や手法に対応しつつ、普遍性のある使いやすさ、美しさを求めて業務を推進していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
メンバーの好きな映画3選!!Part-3
好きな映画3選シリーズ、パート3です!
今回はTさんの3選!
1本目は『バジュランギおじさんと、小さな迷子』
出典:https://eiga.com/movie/82542/photo/
(C)Eros international all rights reserved. (C)SKF all rights reserved.
「嘘がつけないインド人のおじさんが、喋れないパキンスタン人の迷子を家に返してあげようとがんばる話。 インド・パキスタンが仲悪いので、嘘がつけない・喋れないという縛りによってハラハラ展開。景色の美しさとスリル・踊り・音楽・笑い・涙の全部のせ。」とコメントしていただきました。
日本でも昨今インド映画が話題となっていますね!
宗教観の違いという一見重めかしいテーマを扱っていますが、軽快なミュージカル要素や個性的なキャラクターたちによって非常に見やすい作品になっています!
はじめてインド映画を見る方にはとくにおすすめしたい作品かもしれないです!登場人物のキャラクター性や思想、ストーリー展開も分かりやすく、コメディ要素も多いのでミュージカル映画として心地よく見れると思います!
映像は序盤からとても華やかで、美しい山脈の風景から続いて赤を基調とした華やかなパレードとミュージカルなど賑やかなシーンが多いです!ミュージカルシーンの完成度はさすがインド映画!といったところ。ダンスの一体感や演出、見ているとなんだか元気になれます!
ただ日本人からすると劇中の宗教、宗派というものを意識して日々を過ごしているインド圏の人々は少し馴染みない感覚かもしれません。多神教という点で日本神話と共通点もありますが、ヒンドゥー教(とくにラーマ神、ハヌマーン神)の宗派について少し調べてから作品を鑑賞することで文化背景を知れて、ストーリーの理解が深まると思われます。次いで、パキスタンとなぜ対立しているのか、「インパ分離」についても事前に把握しておくことをお勧めいたします。それらを知った上で鑑賞することで、主人公らの行動原理と、いかに困難なことを彼らが行おうとしているかが理解できて、より一層作品を楽しむことができることでしょう!
異なる宗教観を持つもの同士の溝というのは古く在り、争いがある度に理解の手段が論じられてきました。
本作品の主人公パワン(バジュランギおじさん)は自身の信仰にかたく従事し清く生きることを貫いてきました。そんな彼が自分と正反対に位置するシャヒーダ(小さな迷子)と関わることは面倒極まりなく、避けたい事柄ですが、それでも良心の呵責に耐えかねたパワンはシャヒーダを助けることを選びます。彼女と旅に出ることでパワンは自身の中の先入観や偏見に改めて気づくようになります。信仰に沿って真っ直ぐに、素直に、正直に生きてきた分、その外側に在る物事に対する見方というのは凝り固まってしまうものなのでしょう。自身のもつ固定観念を旅先で出会う人々によって少しずつ改められていった彼は、他者のもつ信仰に尊重の念を抱くようになります。だからといって彼自身の信仰が揺らぐというわけではなく、自身の信仰を守ることと異なる信仰を尊重することは成り立つということを彼は最後に体現しました。その姿勢はたしかに周りに伝わり、影響を与えるに至ったのです。「人と人とは理解し合える」という使いまわされ続けた綺麗事ですが、宗教観の入り混じりがとくに複雑なインドだからこそ、このテーマを伝える重要性を理解しているのだと思えます。劇中、主人公に向けて「君のような人が両方の国にもっと増えたらいいのに」というセリフがありますが、そのような願いがこの作品の制作には込められているのだと強く感じられました。
アップテンポに進んでいく本作品、最後まで楽しんで見れた上で考えさせられることがしっかりと得られます!!
2本目は『黒猫、白猫』
「展開がわーっとうまく最後にはうまくおさまって気持ちよくみられる映画。ユーモアとロマ音楽。」とコメント!
セルビアのロマンティック・ブラックコメディで、観賞後の満足感がとても高い作品!
タイトルに猫と置いてありますが、劇中での登場頻度は高くないのは注意点です。ただ猫以外にも動物が沢山出て来てとても賑やかなシーンが多いです!エミール・クストリッツァ監督の作品に登場する動物は何かしらの象徴として置かれていることが多いらしく、本作品にもメッセージ性を感じるような登場のさせ方をしたシーンが多いです。黒猫、白猫、豚、ガチョウに注目ですね!ガチョウの扱いの酷さには笑ってしまいました…!
登場するキャラクターたちの話に移りますが、一言で表せば全員「理性が蒸発している」でしょうか。本稿のPart-1に『RED』という作品を紹介し、キャラクターがぶっ飛んでるとコメントを書きましたが、比じゃないレベルです。ベクトルが違うとも言えますが、全員が圧倒的なまでに利己的に行動するので、彼らの素行に見慣れるまでに口が閉じることはないでしょう!また、コメディとは称していますが、舞台となる地域特有の固定観念から脱却しようとする主人公らと、それに縛られ、呪いのように巻き込もうとする周りの構図は閉鎖的村社会へのアンチテーゼを真正面から描いているとも感じられました。
猫といえば自由奔放、思うがままに生きる動物です。劇中の彼らも思うがまま生きている者ばかりで、運命の相手と添い遂げたい、ギャンブルに明け暮れたい、祖先に呪われたくないから身内を早く結婚させたいetc…と周りの後先など考えず自分のしたいことをする色んな猫、動物がいます。では、タイトルの「黒猫、白猫」は誰と誰のことを指しているのでしょう、彼らの衣装に注目ですね。
何よりこの作品は構図や色彩がとても綺麗に描かれているシーンがいくつもあり文字通り絵になるような見栄えです!!
そして最後、エンドロールに入る前のカット、あるワードが表示されるのですが、これがなんとも面白い。ブラックコメディなだけあって最後の最後にこれは皮肉なのではないかとニヤッとしてしまいますね!!
最後は『霧の中のハリネズミ』(霧に包まれたハリネズミ)
出典:https://eiga.com/movie/76386/gallery/2/
(C)2016 F.S.U.E C&P SMF
「不朽の名作アニメーション。やわらかい線・テクスチャのキャラクターやコマアニメだからこその可愛らしい動き。ハリネズミがはっとした顔がかわいい。」とのこと!
ロシア(ソ連時代)で製作された短編アニメーションで、多層のガラス面に切り絵を配置する独自の手法で描かれています。
初見時にはトーンの低い雰囲気に不気味さを感じたり、霧の中で起こることに音響も加わってドキドキします。森の中の霧を巧みに表現されていて、ハリネズミのCVも呟くような声量で喋るため、作品をとても近い距離で感じられる気がします…!
そして霧の中で出会う美しいもの、変なもの、親切なもの、どれもが幻想的で可愛らしく作られていてとても愛らしいです。
最後にハリネズミの友人が登場すると、なんだか見ているこちら側まで落ち着くというか、肩の力が抜けましたね。
先日モスクワ地下鉄では本作品監督のユーリー・ノルシュテインさんの80歳を記念したデザインの交通カードが発行されるなど、今でも愛され続けている作品のようです。
以上Tさんの好きな映画3選でした!
どの作品も色彩遣いが素晴らしくアーティスティックですね…!!
GYROのメンバーはみなアートアニメが好きで話も大変盛り上がりました!!
作品によってみれる媒体に限りがありますがどれもおすすめです!機会があれば是非ご覧ください!
メンバーの好きな映画3選!!Part-2
好きな映画3選シリーズ!パート2です!パート1から時間が空いてしまいました…
今回はわたくしYの3選をご紹介させていただきます!
1本目は『映画大好きポンポさん』
出典:https://eiga.com/movie/91732/gallery/25/
(C)2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/ 映画大好きポンポさん製作委員会
今回このシリーズを執筆するきっかけとなった作品です!原作コミックでキャラクターの初登場時にプロフィールを見せる代わりに、そのキャラクターが好きな映画を3つを挙げることで趣向や人柄を表そうとする手法をとっていて、ストーリー性にもマッチしている面白い手法だなと思い、ジャイロメンバー同士の趣向などの理解を深めるために企画しました。
映画に携わるクリエイターを描いたアニメーション映画で、可愛らしいキャラからは想像できない、クリエイターの性を迫力満点で描いた素晴らしい作品です。
語ろうと思えばキリがありません…!!少しでも創作をしてきた人には是非見てほしいです。何かに熱中しすぎている時間、他の人には理解できないであろうことを突き詰めている自分に寄り添ってくれるでしょうし、原作にはないオリジナル要素が加わったことにより、「自分には熱中できることがない、創作などできない」と思い詰めている人にも見てほしい作品になっています…!!!創作に固執した主人公と対称の熱中できるもののないキャラクターは何をするのか、彼は映画ではなく何を作ったかに注目です。
このポンポさんという作品は、そもそもが企業の没企画から始まったものであり、埋もれさせるには勿体ないと思った原作者がコミック1巻分の話数を完成させネットに載せたことが発端でした。ネットに挙がると大好評に大反響の嵐!しかもアップしてから数日でこの劇場版の制作も決定と、原作も続編と外伝と続くこととなりました!
しかし映画公開時期が決まったもののコロナ禍の影響で公開延期に…それでも6月公開後着々と上映劇場を拡大していきフィルム上映企画のクラウドファンディングも成功ととてつもなくエネルギーのある作品だと改めて感じられました!
劇中で登場するヒロインが素人役者から大御所企画のメインヒロイン役に抜擢される展開があるのですが、本作品自体の主題歌を担当することになったアーティスト(CIEL)もデビューが決まると同時に本作品に抜擢されたりと作品と現実の制作進行のシンクロが数多くあり、作品を知れば知るほど感動できます…!!
最後に、ご鑑賞する際は映画の「上映時間」というものを意識して、ご覧ください。
2本目は『パシフィック・リム』
出典:https://eiga.com/movie/57692/gallery/8/
(C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LCC
最高の怪獣vsロボ映画。日本の怪獣・ロボ文化へのリスペクトを最高潮に昇華させた作品。とにかく熱い…です!!
続編やアニメ版もありますが断然無印です!!年に1度はお祭り気分で見たくなる作品ですね!
日本の特撮やロボット、怪獣文化が大好きなデルトロ監督による数々の演出は雄叫びを上げたくなるほど胸が熱くなるものばかり!企画当時は狂気の山脈の映像化が頓挫したこともあってかそのエネルギーが全て本作品に注がれたのかもしれません。
なによりテーマソングがかっこいい、きたぞきたぞ、反撃の時だぞとテンションがどんどん上がっていきます!!
主人公らが搭乗する機体(イェーガー)も各国が開発した機体ごとに特色が現れていてデザインに愛着が湧きます!
そして雨天高や海中、海上での戦闘が多いのですが、水飛沫があることにより、それがイェーガーの躯体に当たり、跳ねることでCGではない現実感を助長していて最高の存在感を出しています。
怪獣のデザインもどれも凶暴さや特徴が現れていて凄まじいです…!勿論戦闘シーンはどれも最高です!!海中で戦う時は怪獣が見えずに動き回るの緊張感、地上で戦う時のイェーガーの大胆さ、どこも演出がこりにこっています!!
ロマンあふれるイェーガーの設定、怪獣はどこからきたのか、最後のシーンはハリウッドのお約束を打破!観賞後の満足感は素晴らしいです!!
本作品は吹き替え版も素晴らしいのですが、イェーガーの技名に変更前と後があります。変更前は原文と同じく「エルボーロケット!」変更後は「ロケットパンチ」です。わたくしはエルボーロケット派です!!日本のロボアニメの代表技としてロケットパンチは多くあるわけですが、それをそのまま起用するのではなく、リスペクトを込めてオリジナル要素へと昇華させたエルボーロケットに尊さ、ロマンがあると思うのです。ロケットパンチを吹替で言ってしまってはそれは行き過ぎたファンサービスというか媚びに近いと感じてしまいます…と個人の好みはありますが台詞回しはどこもカッコいいです!
観賞後はきっとイェーガーに乗りたくなるはず!!(一人では操縦できませんが)
3本目は「LIFE!」(原題:The Secret Life of Walter Mitty)
出典:https://eiga.com/movie/79144/photo/
(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
『ナイトミュージアム』などでお馴染みのベン・スティラーが監督、主演とつとめた作品です。
現実でも2007年まで発行され、世界で幅広く読まれていたアメリカのグラフ誌「LIFE」の社員を主人公に「人生と仕事と冒険」を描いた映画です。
劇中で映されるグリーンランドなどの雄大な自然の景色と挿入歌が最高にマッチしていて、旅に出てみようかなと思わせてくれます。誰しもが物思いに耽って、理想の自分や未来を考えてしまう時があると思います。本作品の主人公、ミティーもそんな気質があるわけですが、そんな人だからこそ、ふと胸に沸いた好奇心に従えば思いも寄らぬ変化が自分の人生に訪れるかもしれません。少しの勇気で人生はとても豊かに感じられ、多くのことを得られるのだと思います。
そして、この作品が伝えたいもう一つのメッセージはきっと、どんな仕事でも見てくれている人はいるということだと感じました。主人公は有名なLIFE誌に携わっているわけですが、部署としては地下の薄暗い部屋で写真管理が担当です。高層階の社員がオフィスで悠々と働いている姿に比べると華々しい職とは言えないでしょう。それでも主人公はその明暗さを気にせず粛々と仕事に打ち込んできています。その結果ラストのシーンはすごく報われた気持ちにさせられます。どんなに光の当たらないと感じる仕事でも誇りを持って取り組もうと思えるでしょう。
劇中のLIFE社オリジナルと思われますが、社訓がとても好きです。中でも「壁の裏側を覗こう」というフレーズが好きです。
幼少期には誰もが持っていただろう壁の裏側、細い路地裏への好奇心はきっと働く大人になっても必要なことだと言ってくれている気になれます。
以上Yの好きな映画3選でした!
自分の好きな映画となると筆を止めるのが大変ですね!!
メンバーの好きな映画3選!!Part-1
皆さんは好きな映画を3つ選んでくださいと言われてすぐ決められるでしょうか?
膨大な数の作品を見てるほど、3つに絞るというのはかなり難しいと思います。
しかし、その絞る過程で自身の好きなものや選ぶ基準、人柄などが見えてきてなかなか面白いです。
そんなわけで今回は弊社社員各々の「好きな映画三選」というテーマで紹介していきたいと思います!
全7パートくらいの想定で更新していきます!!
最初はNさんの3選!
1本目は『インターステラー』
出典:https://eiga.com/movie/78321/photo/
(C)2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
「SFの中でベスト!展開も人物の描き方も壮大さも好き。」だそうです!
劇中の時の流れの切なさや壮大さの演出は胸に迫るものがありますね。筆者も大好きな作品で、宇宙の静寂さと激しい音響の緩急の付け方に鑑賞中終始驚かされました。
ノーラン監督はかなりSFの設定にこだわる方なので、多くの学者の監修を得て作品に反映しているのも特徴です。『インターステラー』も同様に4次元・5次元の概念など劇中で提示している、かなりのハードSF映画になります。ただ、それらの概念を理解しきらなくとも、ストーリーの流れとビジュアライズがしっかりとされているため、SF初心者から上級者まで幅広く楽しませられるのもノーラン監督のすごさですね。
あと劇中に出てくるロボットが斬新なデザインながらも可愛らしいです!吹き替え声優はなんと……
2本目は『RED』
出典:https://eiga.com/movie/55798/photo/
(C)2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved
「キャストがぶっ飛んでて、めちゃくちゃカッコいい!」とのこと!
豪華キャスト陣を見るだけでワクワクしますし何より彼らの演じるキャラクターの激しさがすごい!年齢も引退も関係なくヤバいやつはヤバいまま!
またタイトルのシンプルさがとてもかっこいい!3文字に納めて、カラーの印象も与えるなんとかっこいい手法でしょう!
劇中のブルース・ウィリスの演じる主人公が車を降りながら銃を撃つシーンはかっこよすぎて思わず声が出てしまうほど!あんなギリギリのアクションをするキャラクターにも驚きですが、どのように撮影したかも気になってしまいますね!
最後は『ヒューゴの不思議な発明』
出典:https://eiga.com/movie/56064/photo/
(C)Paramount Pictures 2011
「世界観が好き。映像が美しい。」とコメント。
とにかく時計仕掛けに機械仕掛け!劇中に映る舞台装置には胸が躍ります!大時計の中に入ってみたいと思ったことのある人ならシーンに映る多くの歯車を見るだけでもワクワクすることでしょう!パリを舞台にした美しい街並みと駅構内の映像、色彩も素晴らしいです。
マーティンスコセッシ監督の映画で、第一印象はディズニーファンタジーなテイストの映画かなと思いきや、ファンタジーではないのですこの作品。史実の話も交えているのでストーリーには魔法も妖精も出ることはなく、あくまで現実に起こりうることの重ね合いで進行していくのです。それを美しい映像と演出で、なんだかファンタジー映画を見ているかと錯覚させられるのがこの映画のすごいところだと思います!!
以上Nさんの好きな映画3選でした!
選んでもらう際はこちらで基準や制限を設けていないので大変悩んでいましたね…
「ジャンルを絞るかばらけさせるか…」「メジャーすぎる作品を入れると浅はかと思われないか…」と葛藤を経て選んでもらいました!
上記の3作品になんとなく共通して見えてくるものは「年齢に関係なく人は何かを成し遂げられる」、「ピークを過ぎたと思われる人間の再活躍」というテーマが含まれている点でしょうか。
どの作品もおすすめですので機会があればぜひご覧ください!
次回もよろしくお願いします〜。