ジャイロ制作室ブログ

ジャイロの制作の裏側、日常を覗いてみましょう

Month: 9月 2021

「Dialogue by Designship with GOOD DESIGN AWARD」に登壇のお知らせ。

10月6日(水)に開催される、一般社団法人デザインシップ主催の
Dialogue by Designship with GOOD DESIGN AWARD #03
「医療とデザイン ―患者と医療従事者の課題と、新しい医療体験の発明」に、
弊社取締役の安原七重が登壇いたします。

当日は「患者と医療従事者の課題」と、「新しい医療体験の発明」について
他の登壇者の方々と意見を交えてお話しさせていただく予定です。

なお、参加費無料のオンライン番組となっておりますので、ご興味がある方はPeatixの申し込みフォームよりお気軽にお申し込みください。

日  時:2021年10月6日(水)19:00〜20:30
主  催:一般社団法人デザインシップ
開催方法:オンライン配信
参 加 費:無料

詳細はこちらから:https://dialogue.design-ship.jp
参加の申し込みはこちらから:https://dialogue-003.peatix.com/view

出典:https://dialogue.design-ship.jp/?fbclid=IwAR1dsJ3Nuh6RSl0KHUwtlL6mB1p5Gq1a8kXmKj94fxCTucdlMLERnpyFxgI

メンバーの好きな映画3選!!Part-1

皆さんは好きな映画を3つ選んでくださいと言われてすぐ決められるでしょうか?

膨大な数の作品を見てるほど、3つに絞るというのはかなり難しいと思います。
しかし、その絞る過程で自身の好きなものや選ぶ基準、人柄などが見えてきてなかなか面白いです。

そんなわけで今回は弊社社員各々の「好きな映画三選」というテーマで紹介していきたいと思います!
全7パートくらいの想定で更新していきます!!

最初はNさんの3選!
1本目は『インターステラー』

出典:https://eiga.com/movie/78321/photo/
(C)2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

「SFの中でベスト!展開も人物の描き方も壮大さも好き。」だそうです!
劇中の時の流れの切なさや壮大さの演出は胸に迫るものがありますね。筆者も大好きな作品で、宇宙の静寂さと激しい音響の緩急の付け方に鑑賞中終始驚かされました。
ノーラン監督はかなりSFの設定にこだわる方なので、多くの学者の監修を得て作品に反映しているのも特徴です。『インターステラー』も同様に4次元・5次元の概念など劇中で提示している、かなりのハードSF映画になります。ただ、それらの概念を理解しきらなくとも、ストーリーの流れとビジュアライズがしっかりとされているため、SF初心者から上級者まで幅広く楽しませられるのもノーラン監督のすごさですね。
あと劇中に出てくるロボットが斬新なデザインながらも可愛らしいです!吹き替え声優はなんと……

2本目は『RED』

出典:https://eiga.com/movie/55798/photo/
(C)2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved

「キャストがぶっ飛んでて、めちゃくちゃカッコいい!」とのこと!
豪華キャスト陣を見るだけでワクワクしますし何より彼らの演じるキャラクターの激しさがすごい!年齢も引退も関係なくヤバいやつはヤバいまま!
またタイトルのシンプルさがとてもかっこいい!3文字に納めて、カラーの印象も与えるなんとかっこいい手法でしょう!
劇中のブルース・ウィリスの演じる主人公が車を降りながら銃を撃つシーンはかっこよすぎて思わず声が出てしまうほど!あんなギリギリのアクションをするキャラクターにも驚きですが、どのように撮影したかも気になってしまいますね!

最後は『ヒューゴの不思議な発明』

出典:https://eiga.com/movie/56064/photo/
(C)Paramount Pictures 2011

「世界観が好き。映像が美しい。」とコメント。
とにかく時計仕掛けに機械仕掛け!劇中に映る舞台装置には胸が躍ります!大時計の中に入ってみたいと思ったことのある人ならシーンに映る多くの歯車を見るだけでもワクワクすることでしょう!パリを舞台にした美しい街並みと駅構内の映像、色彩も素晴らしいです。
マーティンスコセッシ監督の映画で、第一印象はディズニーファンタジーなテイストの映画かなと思いきや、ファンタジーではないのですこの作品。史実の話も交えているのでストーリーには魔法も妖精も出ることはなく、あくまで現実に起こりうることの重ね合いで進行していくのです。それを美しい映像と演出で、なんだかファンタジー映画を見ているかと錯覚させられるのがこの映画のすごいところだと思います!!

以上Nさんの好きな映画3選でした!

選んでもらう際はこちらで基準や制限を設けていないので大変悩んでいましたね…
「ジャンルを絞るかばらけさせるか…」「メジャーすぎる作品を入れると浅はかと思われないか…」と葛藤を経て選んでもらいました!
上記の3作品になんとなく共通して見えてくるものは「年齢に関係なく人は何かを成し遂げられる」、「ピークを過ぎたと思われる人間の再活躍」というテーマが含まれている点でしょうか。

どの作品もおすすめですので機会があればぜひご覧ください!
次回もよろしくお願いします〜。

シンポジウムを終えて

9月4日に開催されたシンポジウム「医療機器ビジネス新規参入とビジネスモデルチェンジの秘訣」が無事に終わりました。

医療系のシンポジウムに登壇するのは初めてだったので、試行錯誤しながら準備を進めました。
今までにデザイン系の授業などで使用していた資料をベースにして、医療関係の方々にきちんと伝わるのか?期待値からずれたプレゼンテーションにならないか?・・・わからないことも多く、運営側の皆様に事前に内容を確認していただき、調整をしていきました。

「医療機器開発におけるUXデザイン」というタイトルでお話をするにあたり、最初は複数の事例を紹介することで全体像が伝わるような構成を考えていました。しかし30分という限られた講演時間で伝えるには、一つの事例を深掘りしたほうがよいということがわかり、2016年から2年にわたって取り組んだAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)のプロジェクト「OpeLink」のデザインプロセスを詳しく紹介する形に切り替えました。

「OpeLink」の仕事は2年にわたる長期のプロジェクトだったため、資料も膨大で、その中から必要な要素を抽出してまとめ直すことに非常に時間がかかりましたが、あらためて当時の状況を振り返り、整理する良い機会ともなりました。

講演の後は、午後の部のパネルディスカッション「UXデザインをどう進めるか?」にも参加しました。
モデレータはスタンフォード大学の池野先生です。事前の打ち合わせがなかったため、まさにぶっつけ本番で、どんな流れになるか予想がつきませんでしたが、池野先生の素晴らしい采配のおかげで、とても有意義なディスカッションとなりました。また、パネリストの皆様の見識の高さを肌で感じることができたことは大きな収穫でした。

シンポジウム後、いろいろな方からメッセージをいただきました。
講演のなかで医療機器のデザインにおける課題などにも触れたところ、アドバイスや提案をくださる方もいらっしゃいました。また、新たなご縁や繋がりもでき、本当にありがたい限りです。

今回、貴重な機会をいただいたことに感謝し、デザインと医療の関係をさらに深めるべく、これからも積極的に活動していきたいと思います。

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