ボードゲーム大会2023
コロナ禍中にできなかったボードゲーム大会を数年ぶりに行いました!
ドイツのボードゲーム大賞を受賞したボードゲームを中心に、ジャイロでは、これまで何回かボードゲーム大会を開催してきました。
今回のゲームは
おなじみ
Dixit
その人の思考を考えながらテーマに沿ったイラストをあてるゲームです。
その人が思うこのテーマだとこのイラストを選びそうだな、、、という推測をするので、
思考の「らしさ」が表れて、新しいメンバーが入ると必ずやりたくなるゲームです。
ピクチャーズ
2020年ボードゲーム大賞受賞のゲームで、今回初プレイです。
指定されたお題の写真を、紐や積み木、カラーブロックや、石など限られた要素で再現します。
想像力と創造性、デザイナーに重要なわかりやすく伝える力が試される(!)ゲームです。
やってみると、自分でもすごくわかりやすいだろうと思って作った形が全く伝わらなかったりします。。
それぞれ上に並んだカードからどの写真を再現して作った形かわかりますか…?
ミクロマクロ クライムシティ
2021年ボードゲーム大賞受賞のゲームで、こちらも今回初プレイです。
ウォーリーを探せ!と推理ゲームを足したようなゲームで、チームで協力して謎を解いていきます。かなり細かい絵なので、探すわくわくが楽しいですが、ベテラン勢は目がしょぼしょぼするという辛さも。。
ストーリー性のあるものが好きな人は楽しめると思います。
こういうワクワク感やゲーム性の演出など、意外と普段の制作のヒントになったりもします。
どのゲームもすごく楽しく盛り上がったので、見かけたらぜひ遊んでみてくださいね。
日本臨床工学会に登壇しました
7月21日から23日まで広島国際会議場で開催された「日本臨床工学会」のセッションに登壇し、お話をしてきました。
広島国際会議場は、平和記念公園の一画にあり、会議場をはさんだ公園の向こうには原爆ドームがあります。5月のG7サミットで、各国の首脳が記念撮影した場所にはテントが設置され、8月6日の平和記念式典の準備が進められていました。猛暑の中、汗をぬぐいながら外国人観光客で賑わう公園を横切り、少し緊張しながら初めての学会に向かいました。
「日本臨床工学会」とは、臨床工学技士の学会です。臨床工学技士とは国家資格で、医療機器の専門職です。病院や診療所で医療機器を安全に使えるように管理をしたり操作をする業務を担う職業なので、医療機器に最も近い医療スタッフといえるかもしれません。
ジャイロでも、医療機器のデザインをする際には、臨床工学技士のアドバイザーに助言をお願いしています。
最近は、医師や臨床工学技士などの医療従事者が、機器開発に携わったり、起業することも増えてきました。医工連携推進事業として、さまざまなプロジェクトが立ち上がっています。
しかし、新規開発をスタートする時、プロジェクトの上流段階で「デザイン」という言葉が出てくることは滅多にありません。人間中心の視点であったり、使いやすさの追求という点については、プロジェクト推進者の意識の外にあることがまだまだ多いようです。
このことに問題意識を持つ学会運営サイドの方からオファーがあり、今回初めて、医療機器開発とデザインの関わりについてお話しする機会をいただきました。
私が参加したセッションでは、以下の3名がそれぞれの立場から事例などを通じた発表を行いました。
1)ヒューマンファクターズについて:臨床工学技士 小山さん
2)医療機器のプロダクトデザインについて:サカキメディカルデザイン 榊原さん
3)医療機器のUI/UXデザインについて:ジャイロ 安原
各自持ち時間が15分という短い時間のなかで、内容を削ぎ落として伝えなければならず、事前に関係者で何度も打ち合わせをし、言葉の定義を確認しあうなどして発表内容を絞り込んでいきました。この準備のプロセスも非常に良い勉強になり、貴重な体験になりました。
発表を終えて、「臨床工学会でデザインの話ができたのは大きな一歩」「デザインの重要性について認識が浸透したのでは」などという声がたくさん聞かれました。
異分野からの登壇ということで、手探りの中での発表となりましたが、このような積み重ねが大きなムーブメントとなることを期待したいです。
医・工・デザイン連携が良い形で実を結んでいくことを願いつつ、これからも活動を続けて行きたいと思います。
EDIXに行ってきました
東京ビッグサイトで開催されているEDIXに行ってきました。教育系としては毎年行われている規模の大きい展示会です。
いよいよ手元にメタバース
近年XRやメタバースが盛り上がってきていることもあり、そうしたコンテンツの展示も出ていました。感触で言うと、去年まではまだまだ実験的な提案までの印象が強かったVRやAR、メタバースがこの春になっていよいよ大手教育系サービスやコンテンツとしても始まり実際に子供たちの手元まで届く状態になってきた印象です。
セミナーはモチベーションに関するものを受けました。モチベーションを上げるためにはどうしたらいいのか、まさにUXの部分が重要になってくる分野でとても興味深かったです。
気になる裸眼VRモニター体験
展示の方では、裸眼VRモニタも展示されていました。センサーがついていて、手を動かすとコンテンツの中のものを動かしたりできるようです。写真を撮ってもこのVRの見え方は写らないようなので言葉で伝えるしかないのですが、人の目を追尾してピントを合わせるので近づいていってピントが合った瞬間、画面の中のものがぐわっと浮き出てくるので結構なインパクトがあります。
基本的に一人用(複数の目があるとどちらにピントを合わせるか判断できないため)とのことですが、ゴーグルをつける煩わしさがないのは気楽ですね。
医療での手術の学習に使われることもあるとのことですがいろいろ活用できそうですし非接触というのは要望として高そうです。
他にもメタバース教室システムだったり、インクルーシブに着目した教育ソフトといったものも展示されていました。
今の教育のトレンドを知れる機会ですので気になる方はぜひ。5/12までです。
3Dアニメ サンプル映像「宇宙から見た さそり座」
3DCG・映像制作を得意とするスタッフが入ったので、制作物の幅が広がった事をアピールするサンプル映像を作成しました。
3D映像の特徴が活きる見せ方を色々考えるうち、
「1つのものを複数の角度から見せられる」という強みを活かして「星座を横から見る」という案が挙がりました。
大まかなメイキングをご紹介!
1.ラフ案(手書き):
最初は仮に「北斗七星」をモチーフにしていました。
2.詳細コンテ:
その後具体的に色んな資料を調べて、さそり座が見せやすそうだという事に。
3D素材試作と詳細コンテ調整を行きつ戻りつ、細かい見せ方を詰めていきます。
3.映像制作:
ビジュアル素材や音声素材を揃え、映像を作成、社内確認でブラッシュアップして完成!
制作スタッフ達自身、この解説動画内容の詳細はこの企画のために調べて初めて知ったので
「こんなに奥行きがあるんだ~」と面白かったです。
完成したサンプル映像「宇宙から見た さそり座」はこちらのリストから視聴できます!
このような解説アニメ動画の作成など、お気軽にご相談ください。
ケーキ
普段なかなか忙しさにかまけて周辺のお店を開拓できていないので今年はもう少し行ったことのないお店に行ってみようと思い、先日、仕事帰りに、ずっと気になっていたフランス料理店のデザートを食べにいきました。フランスの家庭料理がメインというそのお店のケーキはいつもFacebookで美味しそうなデザートの写真を載せていたのでいつか行ってみたいと思いつつ機会がなかったのですが、今回やっと行くことができました。
ガナッシュショコラのココナツタルト と
りんごたっぷりのガトー です。
私はココナツの方を食べたのですが、ココナツ味のケーキというよりはココナツがぎゅっっっと入ったココナツを食べてる感がすごい密度のケーキでとても美味しかったです。
お店の看板メニューのタルトタタンは人気すぎてすぐ売り切れてしまうとのことで残念ながら食べられませんでしたが、作るのに6時間かかるりんご20個?(20切れ?)使うケーキらしいです。しかも砂糖不使用。今はすごく簡単な作り方をするお店も多い中、このお店ではいまも昔ながらの作り方をしているとか。
お店の方も気さくなフランス人の方々でお話も楽しいです。そのうちぜひリベンジしたいところです。
ビストロ キャトルアブリール
あそんでくれてありがとう
今年になって、友人から連絡がありました。
弊社が制作・販売していたアプリ「ピクニーニョ」をお子さんがとても気に入りたくさん遊んでくれたそうです。制作した会社に私がいることを偶然知り、連絡をくれたのでした。
ピクニーニョは小さい子ども向けのお絵かき+絵本アプリで、サービス自体はすでに終了してしまったのですが、お子さんが大きくなった今、久々に立ち上げたら動かない…と悲しそうにしているとの話。
ユーザー、小さいお子さんだと尚更、生の声を聞く機会もなかなかないため、そんなに気に入ってくれたという声が届いたことがとても嬉しい出来事でした。
コンテンツやUI・UX自体もテストを重ねて試行錯誤し、イラストにも力を入れていたので、制作側としてもとても思い入れのあるアプリです。
お礼にスマホの壁紙を制作してみました。とても喜んでもらえたそうです。